2018-05-17 第196回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
まず、この審査ですけれども、原子力施設の安全性に係る設計の審査では、設置許可段階では対策の基本方針を確認して、工事計画段階でその対策の詳細を確認していくことになります。
まず、この審査ですけれども、原子力施設の安全性に係る設計の審査では、設置許可段階では対策の基本方針を確認して、工事計画段階でその対策の詳細を確認していくことになります。
この問題について、十月三十日に行われた規制委員会の会議で委員からは、工事計画段階での事前検討委員会に何十人もいるのに全員が見過ごすというのはどういう議論がなされていたのか、会議がどれだけ機能しているのか、こういう厳しい意見が出されて、十二月には、現地に行くときに実際に確認するとまで言われています。
先生御承知のとおり、こういったたぐいの安全審査の場合には、いわゆる今の注入口みたいなものも含めまして、容器が定常負荷だとか過渡運転状態の温度や圧力変化に耐えるという基本的設計方針について審査を行うのが一義的な問題でございまして、したがって、今のようなお話につきましてはいわゆる工事計画段階での審査の問題だというふうに考えております。
また私ども公益事業局の立場といたしましても、その低硫黄化の目標が達成できているかどうかにつきましては、工事計画段階で十分裏づけをチェックいたしますと同時に、また使用前の検査におきましては、実際に規定どおりの数値になっているかどうか。